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保護者が子どもの出欠を答えるチームの運営

少年サッカーや少年野球の出欠管理では、アカウントを持つ人と、グラウンドに立つ人が違うことがあります。出欠に答えるのは保護者、出場するのは子ども、という形です。

ただし、これが唯一の正解というわけではありません。高学年になれば子ども本人に答えてもらっているチームもありますし、自分の予定は自分で管理させたい、という方針の家庭もあります。どちらが良いという話ではなく、年齢層やチームの考え方で選ぶものです。

この記事は、保護者が答える形で運営する場合に絞って、つまずきやすい5つの点を整理します。低学年が中心のチームや、きょうだいが在籍している家庭の多いチームで当てはまりやすい話です。

どのアプリを使っていても共通する内容として書いています。

先に結論

  • きょうだいは人数ぶんの登録が要る。メールアドレスの数で詰まらない形にする
  • 親の「権限」と「立場」は別物として扱う
  • 父と母のどちらからでも答えられるようにしておく
  • 同じ子が2つのチームに入るときは、登録は1つのままにする
  • 誰が答えたかを残す

1. きょうだいがいると、メールアドレスが足りなくなる

多くのサービスは1アカウント=1メールアドレスです。子どもの名前で登録しようとすると、兄と弟で2つのアドレスが必要になります。

ここで止まる家庭が出てきます。低学年のうちは自分のメールアドレスを持っていない子がほとんどです。保護者が2つ用意しようにも、キャリアメールしか使っていない家庭では増やせないことがあります。父と母で1つずつ分ける手もありますが、3人目が入ると行き詰まります。

判断の基準

アプリを選ぶときは、「メールアドレスを持たない子どもを、何人でも登録できるか」を確かめてください。きょうだいが2人いる家庭は珍しくありません。ここが詰まると、その家庭だけ運用が別になります。

2. 親の「権限」と「立場」は別物

少年スポーツのチームでは、親がコーチを兼ねていることがよくあります。いわゆるパパコーチです。この人たちをどう扱うかで、出欠の数字が変わります。

混同しやすいのですが、ここには性質の違う2つの属性があります。

  1. 権限
    イベントを作れるか、メンバーを管理できるか。運営を回すための区分です。
  2. チームでの立場
    選手なのか、コーチなのか、保護者なのか。当日その人がグラウンドに立つのかを表します。

この2つを1つの区分でまとめてしまうと、「管理者だから出欠は聞かなくていい」という扱いになりがちです。しかしコーチにも、当日来るかどうかは答えてもらったほうが助かります。コーチが2人来るのか1人なのかで、練習の組み立ては変わるからです。

逆に、運営は手伝うが当日はグラウンドに立たない保護者を選手として数えてしまうと、出席人数が実際より多く見えることがあります。11人必要な試合で「出席12人」と出ていても、実際に走れるのは10人、という具合です。

人数の読み方についてはチームの出欠確認、締切はいつに設定すべきかでも触れています。

3. 父と母、どちらからでも答えられるようにする

最初に登録した親のアカウントだけが回答できる形にすると、その人が見ていない日に止まります。

共働きの家庭では、週末の予定を把握しているのが母、土曜に送っていくのが父、という分担も珍しくありません。平日に来た案内を母が見て、土曜の朝に予定が変わるのは父のほう。どちらか一方しか答えられないと、そのたびに家庭内でLINEが往復することになります。

その結果、回答が遅れがちになります。コーチから見ると「未回答のまま前日になる家庭」に見えますが、家庭内で伝言が滞っているだけ、ということもあります。

両親とも登録しておく

同じ子どもに保護者を2人まで紐づけられるかどうかを確認してください。父と母の両方が回答・修正できると、気づいたほうがその場で直せます。祖父母が送迎を担当している家庭では、そちらを登録することもあります。

4. 同じ子が2つのチームに入るとき

少年サッカーでは、1人の子が2つのチームに入ることがあります。学年のチームと、学年をまたいだ合同チーム。あるいは飛び級で上の学年の試合に出る子。どちらも珍しくありません。

このとき、チームごとに子どもを登録し直したくなります。ただそうすると、同じ子の記録が2つに割れてしまいます。

登録を分けると割れるもの

  • 出欠の履歴(何回来たかが半分ずつになる)
  • 得点・アシストの記録
  • その子を名簿から探すときに、同じ名前が2つ並ぶ

なお背番号とポジションはチームごとの設定なので、登録が1つでもチームごとに別の番号を持てます。ここは分ける理由になりません。

年度の終わりに「今年は何試合出たか」を振り返ろうとして、半分しか出てこない。こういう形で気づくことが多いようです。

考え方としては単純で、1人の子どもには1つの登録にしておき、その1つを複数のチームに所属させます。進級や移籍のときも、登録を作り直すのではなく所属を付け替えるほうが、記録が途切れません。

学年の分け方そのものについては少年サッカーチームの出欠管理と連絡のコツで詳しく書いています。

5. 誰が答えたかを残す

保護者が代わりに答える形では、記録に「子どもの出欠」と「それを答えた人」の2つが残ると助かります。

子どもの名前しか残らないと、あとで確認するときに困ることがあります。「出席になっているけれど、お母さんが答えたのか、コーチが代わりに入れたのか」が分からない。欠席連絡の行き違いがあったときに、どこで食い違ったのかを追えません。

父と母の両方が答えられるようにしているチームでは、なおさらです。どちらが答えたかが残っていれば、確認は一言で済みます。

ROCCAでの解き方

ROCCAでは、保護者が「お子さん」を追加できます。アカウント設定の画面から、名前とチームを選ぶだけです。

  • メールアドレスは要りません。きょうだいが何人いても、保護者1つのアカウントで登録できます
  • 背番号・ポジションは、保護者ではなくお子さんに付きます。チームごとに設定できるので、所属するチームが複数あっても別々の番号を持てます。出席者一覧がそのまま当日のメンバー表になります
  • 立場はチームごとに持ちます。「U10ではコーチ、U8では保護者」のように、チームが違えば別々に設定できます。権限とは分かれているので、管理者のまま保護者になることもできます
  • 代理で答えた人が記録に残ります。誰が入力したのかを後から確認できます
  • 父と母の両方を保護者にできます。どちらからでも回答・修正ができます

すでに自分の名前で出欠を答えてきたチームでも、あとから切り替えられます。お子さんを追加したときに、それまでの回答をお子さんへ移すかどうかを確認する画面が出ます。

なお、子ども本人が自分で答える形でも使えます。本人のメールアドレスで登録してもらえば、ふつうのメンバーとして出欠に答えられます。学年が上がって自分で管理するようになったら、そちらに切り替えてもかまいません。チームの中で、保護者が答える家庭と本人が答える家庭が混ざっていても問題ありません。

操作の手順は保護者・お子さんの登録にまとめています。